時価総額1位企業であるApple(AAPL)を40年間毎月積み立てたらどうなったのかを検証したいと思い、Excelでシュミレーションしました。
Appleが上場したのは1980年12月12日なので、実はまだ40年は経っていません。
Appleの特筆すべきイベントとしては、iMacの発表が1998年5月(22年前)、iPodの発売が2001年(19年前)、そしてiPhoneの発売が2007年(13年前)です。
検証は2020年7月末までですが、8月に入ってからも7月末比で+20%上昇するなど、絶好調です。
加えて2020/8/24付けで1対4の株式分割を実施します。
Appleは、株式分割などを通じて投資単位を10万円以下に維持してくれているので、個人投資家にも買いやすいです。
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算することにします。
分配金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算します。
すごく間違っている可能性も大いにありますが、ご容赦ください。
今回の検証ではAppleを1年前・10年前・20年前・40年前から毎月1万円取得したらという前提です。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。
それぞれのタイミングで1株購入していたら、どうなったかも合わせて検証します。
手数料・税金等は全く無視しています。
それでは、
Appleを1年前から毎月積立していたら、、、
コロナショックがいい押し目になっています。
積み立て1年で+54.1%、超大型株なのに1年で騰落率は+95.7%。
どこまで行くのか。凄いです。
もし、2019年7月末に1株買っていれば、23,166円が45,335円(約2倍)になっていました。
Appleを10年前から毎月積立していたら、、、
iPhoneの発売後、人気を確認してからでも十分に間に合っています。
積み立て1万/月×10年=120万が評価600万(約5倍)になりました。
評価600万のうち配当を円換算した額は18万ぐらいです。
もし、2010年7月末に1株買っていれば、22,239円が326,576円(約15倍)になっていました。
Appleを20年前から毎月積立していたら、、、
値上がりしすぎていて、嘘のようになっています。
表を見ても分からないですがインターネットバブル崩壊(2000年~2003年)や、サブプライムショック(2008年~)の時には評価額が落ち込んでいます。
それが結果的に安い価格で株を買えたことになり、とんでもない評価額につながっています。
積み立て1万/月×20年=240万が評価1億7,000万(約70倍)になりました。
評価1億7,000万のうち配当を円換算した額は600万ぐらいです。
もし、2000年7月末に1株買っていれば、5,558円が653,152円(約117倍)になっていました。
Appleを40年前から毎月積立していたら、、、
これまた、嘘みたいな結果になりました。
厳密には40年ではなく、39年7か月ぐらいです。
積み立て1万/月×40年=480万が評価10億(約215倍)になりました。
評価10億のうち配当を円換算した額は3,600万ぐらいです。
もし、1980年12月12日の初値に1株買っていれば、5,854円が2,612,637円(約446倍)になっていました。
初値で99,510円(17株)買っていれば、44,414,830円です。
ちなみにドル円の為替レートについて、上場時1ドル200円が今は105円ぐらいなので、ドルベースだと800倍ぐらいになってます。
凄いとしかいいようが無いです。
また興味ある株を検証しようと思います。
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