アドビ(ADBE)を上場時34年前から毎月積み立てたらどうなったのかを検証します。
アドビは、文書・画像処理ソフトウェアの大手で、1982年創業です。
意外と古いです。
1985年、PostScriptを発表。
1986年、上場。
1987年、Illustratorを発表。
1989年、Photoshopを発表。
1993年、初版Adobe Acrobat(PDFを作成・編集・加工・管理するためのソフトウェア)を発売。PDFはPortable Document Formatの略。
2017年の発表ですが、独立系調査会社によってWebアナリティクス市場の「リーダー」企業に選ばれています。
デジタルメディア事業やデジタル・エクスペリエンス事業を展開しています。サブスクリプション売上高が好調のようです。
1:2の比率の株式分割を5回ほど行っています。配当は以前行っていた時期がありましたが、ここ10年ぐらいはありません。
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。
配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
アドビ(ADBE)の2020年8月末の株価は1株513.39ドルです。
アドビ(ADBE)を10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×10年=120万が評価額1,060万(約9倍)
になりました。
アドビ(ADBE)を20年前から毎月積立していたら、、、


20年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×20年=240万が評価額3,500万(約15倍)
になりました。
サブプライムショック(2008年ぐらい)の時は、少しグラフでも投資額を下回っていますが、その後は右肩上がりです。
アドビ(ADBE)を30年前から毎月積立していたら、、、


30年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×30年=360万が評価額1億7,200万(約48倍)
になりました。
30年積み立てを行っていると、評価額のケタが上がりました。
アドビ(ADBE)を上場時34年前から毎月積立していたら、、、


上場時34年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×34年=400万が評価額3億6,800万(約90倍)
になりました。
上場した時期が古く、ここ10年で一気に花開いた感じです。
確かにPDFは重宝してます。
実際、34年前から毎月積み立て続けるのは、相当難易度が高いですが、アドビ(ADBE)に昔から注目していれば、こんな結果になりました。
あくまで過去からのシュミレーション結果で、この先どうなるかは全く分かりません。m(__)m。ご留意くださいませ。
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