もしクアルコム(QCOM)を28年前から毎月積み立てたらどうなっていたのか?(2020年8月末)

クアルコム(QCOM)を28年前から毎月積み立てたらどうなったのかを検証します。

クアルコム(QCOM)は、モバイル通信技術関連企業です。
3G携帯電話の通信技術「CDMA」や、モバイル向けチップセット「Snapdragon」などで知られています。
モバイル、IoT、オートモーティブ、ネットワーキング、ボイス&ミュージックなど向けの半導体やソフトウェアを提供しています。
社名は、QualityとCommunicationsを合わせた造語だそうです。

1985年、設立。
    CDMA方式携帯電話の実用化で成功。
    携帯電話用チップで数多くの特許を有している。
    そのライセンス料が大きな収益源。
2011年、アセロス・コミュニケーションズ(無線チップメーカー)
    を31億ドルで買収
2017年、ブロードコムがクアルコムを買収する話が出るが、
    シンガポール拠点のブロードコムによる買収は、
    米国の移動通信産業を衰退させて安全保障上に懸念があるとし、
    これをブロックする大統領署名にサインされ、
    ブロードコムは買収を断念。

クアルコムは、5G(第5世代移動通信システム)に注力しているようです。

上場以来、株式分割について、2分割を3回、4分割を1回ほど行っています。配当も増配傾向で行っています。

検証の前提

検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。

配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。

きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)

手数料・税金等は全く無視しています。

クアルコム(QCOM)の2020年8月末の株価は1株119.10ドルです。

クアルコム(QCOM)を10年前から毎月積立していたら、、、

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10年前から毎月積み立て開始していた場合、

積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額270万円(約2倍)

になりました。

クアルコム(QCOM)を20年前から毎月積立していたら、、、

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20年前から毎月積み立て開始していた場合、

積み立て1万円/月×20年=240万円が評価額780万円(約3倍)

になりました。

クアルコム(QCOM)を28年前から毎月積立していたら、、、

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28年前から毎月積み立て開始していた場合、

積み立て1万円/月×28年=344万円が評価額7800万円(約23倍)

になりました。

2003年から、配当を継続的に行っているので、評価額のうち1000万円ぐらいは累積配当額を円換算したものです。

あくまで過去からのシュミレーション結果で、間違っているかもしれませんし、またこの先どうなるかも全く分かりません。m(__)m。

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