クアルコム(QCOM)を28年前から毎月積み立てたらどうなったのかを検証します。
クアルコム(QCOM)は、モバイル通信技術関連企業です。
3G携帯電話の通信技術「CDMA」や、モバイル向けチップセット「Snapdragon」などで知られています。
モバイル、IoT、オートモーティブ、ネットワーキング、ボイス&ミュージックなど向けの半導体やソフトウェアを提供しています。
社名は、QualityとCommunicationsを合わせた造語だそうです。
1985年、設立。
CDMA方式携帯電話の実用化で成功。
携帯電話用チップで数多くの特許を有している。
そのライセンス料が大きな収益源。
2011年、アセロス・コミュニケーションズ(無線チップメーカー)
を31億ドルで買収
2017年、ブロードコムがクアルコムを買収する話が出るが、
シンガポール拠点のブロードコムによる買収は、
米国の移動通信産業を衰退させて安全保障上に懸念があるとし、
これをブロックする大統領署名にサインされ、
ブロードコムは買収を断念。
クアルコムは、5G(第5世代移動通信システム)に注力しているようです。
上場以来、株式分割について、2分割を3回、4分割を1回ほど行っています。配当も増配傾向で行っています。
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。
配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
クアルコム(QCOM)の2020年8月末の株価は1株119.10ドルです。
クアルコム(QCOM)を10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額270万円(約2倍)
になりました。
クアルコム(QCOM)を20年前から毎月積立していたら、、、


20年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×20年=240万円が評価額780万円(約3倍)
になりました。
クアルコム(QCOM)を28年前から毎月積立していたら、、、


28年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×28年=344万円が評価額7800万円(約23倍)
になりました。
2003年から、配当を継続的に行っているので、評価額のうち1000万円ぐらいは累積配当額を円換算したものです。
あくまで過去からのシュミレーション結果で、間違っているかもしれませんし、またこの先どうなるかも全く分かりません。m(__)m。
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