メルク(MRK)を40年前から毎月積み立てたらどうなったのかを検証します。
メルク(MRK)は、ドイツを本拠とする医薬品メーカーです。
処方薬、ワクチン、生物学的療法、動物医薬、一般消費者医療品などを開発、販売しています。医薬品企業としては、世界で最も長い歴史を有し、メルクの資本はメルク家によって大部分が所有されているとのことです。ドイツのメルクとは区別され、アメリカのメルク・アンド・カンパニーは、北米のみメルクを名乗り、日本などではMSDの名称になっています。
メルク一族の保有株は一族内の売買か相続でしか移転できず、新たに株主となる一族の者は「メルク大学」と呼ばれる研修を受講することを求められるとのことです。
1668年、フリードリッヒ・ヤコブ・メルクが、ドイツで「天使薬局」の経営権を取得したことが起源。
1891年、アメリカ拠点としてドイツのメルク社(1827年設立)が設立。
1970年、株式公開。
1953年、Sharp & Dohme 社を買収・合併。
2009年、シェリング・プラウ社を411億ドルで買収。メルクが解散した上でシェリング・プラウの社名をメルクに変更。
1981年以降、株式分割について、2分割を4回ほど行っています。配当も増配傾向で40年以上行っています。
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。
配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
メルク(MRK)の2020年8月末の株価は1株85.27ドルです。
メルク(MRK)を10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額240万円(約2倍)
になりました。
メルク(MRK)を20年前から毎月積立していたら、、、


20年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×20年=240万円が評価額550万円(約2.3倍)
になりました。
メルク(MRK)を30年前から毎月積立していたら、、、


30年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×30年=360万円が評価額1050万円(約3倍)
になりました。
メルク(MRK)を40年前から毎月積立していたら、、、


40年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×40年=480万円が3100万円(約6.5倍)
になりました。
40年前から、配当を継続的に行っているので、評価額のうち900万円ぐらいは累積配当額を円換算したものです。
あくまで過去からのシュミレーション結果で、間違っているかもしれませんし、またこの先どうなるかも全く分かりません。m(__)m。ご留意くださいませ。
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