アルファベット(GOOGL)を16年前から毎月積立投資していた場合を検証する。(2021年5月末)

資産運用手段として、米国株の積立投資はおすすめです。日本株と比較した場合、これまでのパフォーマンスが違いすぎるのと、投資単位が少額で済む銘柄が多く、好きな銘柄を自由に選べる幅が広いです。
アルファベット(GOOGL)を上場時(16年前)から毎月積み立てたらどうなったのかを検証します。

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概況

アルファベット(GOOGL)は2015年の再編の一環として、Googleおよびグループ企業の持株会社として設立されました。
ですので、グーグルの設立から始まります。
1998年、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって創業されます。
2004年8月19日、NASDAQ市場にてIPO。
2006年、YouTubeを買収(16億5,000万ドル)
2006年、日本で「ググる」「ユーチューブ」が流行語大賞にノミネートしています。

Googleは、「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念に掲げています。
また、You Tubeは、「表現する場所をあらゆる人に提供し、その声を世界中に届けること」をミッションに掲げています。

Googleのおかげで、いろんな情報にアクセスできるようになりました。本当に便利です。また、You Tubeは、まさにあらゆる人に居場所を与え、社会への影響は計り知れないです。
2014年、Googleは既存の株(クラスA)の株式に対して、新しく議決権のない株を1株(クラスC)を割り当てています(株式分割)。

その結果、クラスC株のGOOG株には議決権がなく、クラスA株のGOOGL株には議決権があります。ただ株価にはそれほど差がありません。配当はまだ行っておりません。

チャート

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(画像元:Yahoo!finance)

業績

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検証の前提

検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。

アルファベット(GOOGL)を10年前から毎月積立していたら、、、

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10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×10年=100万が評価額430万(約4倍)
になりました。

アルファベット(GOOGL)を16年前から毎月積立していたら、、、

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上場時(16年前)から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万/月×16年=186万が評価額1520万(約8倍)
になりました。

評価額の増え方も安定的です。

直近、Youtube広告は好調なものの、コロナ禍にあって全体の広告事業は停滞しているそうです。

コロナによって厳しい状態に陥っている会社も多いでしょうから、広告費が減少するのは仕方ないかもしれません。

ただ他の事業が力強く伸びているそうで、これからのGoogleはどうなっていくのでしょうか。

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