米国ETFであるバンガード トータル ワールド ストックETF(VT)を設定来12年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。
目次
- 概要
- チャート
- 検証の前提
- VTを10年前から毎月積立していたら、、、
- VTを12年前から毎月積立していたら、、、
- 米国(VTI) VS 全世界(VT) 10年比較
- まとめ
概要
VTは、米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場を投資対象とし、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動したパフォーマンスを目指します。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、全世界の大型、中型、小型株の市場パフォーマンスを測定し、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄で構成されています。
VTの構成銘柄は、Apple 3.1%、Microsoft 2.6%、Amazon 2.2%、Facebook 1.1%、Alphabet 1.6%と上位5社で10.6%になっています。
チャート

VTのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
VTを10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額200万円(約1.7倍)
になりました。
VTを12年前から毎月積立していたら、、、


12年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×12年=150万円が評価額300万円(約2倍)
になりました。
米国(VTI) VS 全世界(VT) 10年比較


10年積立比較では、結構な差が出てきていると思いませんか?
まとめ
VTは、全世界株式をを一つにまとめたETFであり、非常に安定的だと思います。しかし、現状、米国株を一つにまとめたETFであるVTIにパフォーマンスで劣後しています。なんとなく、差は開いていく一方の気がします。
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