米国ETFである新興国株ブル3倍ETF(EDC)を設定来12年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。
目次
- 概要
- チャート
- 検証の前提
- EDCを10年前から毎月積立していたら、、、
- EDCを12年前から毎月積立していたら、、、
- まとめ
概要
EDCは、MSCIエマージングマーケット指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指しています。デイリー3倍なので、2営業日以上で上昇・下落率は3倍では無くなります。ボラティリティが大きくなるほど、投資期間が長期に渡れば渡るほど差も大きくなります。
MSCIエマージングマーケット指数は、浮動株調整後の時価総額加重インデックスであり、新興市場国全体の大型株および中型株のパフォーマンスを表すように設計されています。
MSCIエマージングマーケット指数の構成銘柄は、Alibaba Group 8.7%、Tencent 5.9%、Taiwan Semicont 5.7%、Samsung 3.7%、Meituan Dianping 1.7%で上位5社で25.7%を占めます。このラインより上のエリアが無料で表示されます。
チャート

EDCのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
EDCを10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額160万円(約1.3倍)
になりました。
EDCを12年前から毎月積立していたら、、、


12年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×12年=150万円が評価額190万円(約1.3倍)
になりました。
まとめ
EDCは、今までのところ案外リターンを得られていないようです。ただ、今後暴騰する可能性もあるので、引き続き監視したいです。
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