新興国株ブル3倍ETF(EDC)を12年間毎月積立投資していた場合を検証する。(2020年11月末)

米国ETFである新興国株ブル3倍ETF(EDC)を設定来12年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。

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目次

  1. 概要
  2. チャート
  3. 検証の前提
  4. EDCを10年前から毎月積立していたら、、、
  5. EDCを12年前から毎月積立していたら、、、
  6. まとめ

概要

EDCは、MSCIエマージングマーケット指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指しています。デイリー3倍なので、2営業日以上で上昇・下落率は3倍では無くなります。ボラティリティが大きくなるほど、投資期間が長期に渡れば渡るほど差も大きくなります。
MSCIエマージングマーケット指数は、浮動株調整後の時価総額加重インデックスであり、新興市場国全体の大型株および中型株のパフォーマンスを表すように設計されています。
MSCIエマージングマーケット指数の構成銘柄は、Alibaba Group 8.7%、Tencent 5.9%、Taiwan Semicont 5.7%、Samsung 3.7%、Meituan Dianping 1.7%で上位5社で25.7%を占めます。

チャート

画像1

EDCのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)

検証の前提

検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。

EDCを10年前から毎月積立していたら、、、

画像2
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10年前から毎月積み立て開始していた場合、

積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額110万円(約0.9倍)

になりました。

EDCを12年前から毎月積立していたら、、、

画像4
画像5

12年前から毎月積み立て開始していた場合、

積み立て1万円/月×12年=140万円が評価額135万円(約0.9倍)

になりました。

まとめ

EDCは、今までのところ案外リターンを得られていないようです。ただ、今後暴騰する可能性もあるので、引き続き監視したいです。

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