米国ETFであるバンガード米国増配株式ETF(VIG)を設定来14年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。
目次
- 概要
- チャート
- 検証の前提
- VIGを10年前から毎月積立していたら、、、
- VIGを14年前から毎月積立していたら、、、
- 米国(VTI) VS 全世界(VT) VS 連続増配(VIG) 10年比較
- まとめ
概要
VIGは、NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指します。
NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスは、10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株で構成されています。
VTの構成銘柄は、Walmart 4.5%、Microsoft 4.4%、Procter & Gamble 4.1%、Johnson & Johnson 3.6%、Home Depot 3.5%と上位5社で20.1%になっています。セクターとしても一般消費財・ 資本財・ ヘルスケアなどで58%ぐらいに達しています。
チャート

VTのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
VIGを10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額260万円(約2倍)
になりました。
VIGを14年前から毎月積立していたら、、、


14年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×14年=180万円が評価額490万円(約2.7倍)
になりました。
米国(VTI) VS 全世界(VT) VS 連続増配(VIG) 10年比較


10年積立比較では、結構な差が出てきていると思いませんか?
まとめ
VIGは、10年以上増配の米国企業で構成されているため、オールド企業が多く、テクノロジー系のウェイトが軽いです。しかし、ほぼVTIと変わらないようにも見えます。連続増配企業という響きはいいのです。そこにこだわってVIGを選ぶか、あくまでパフォーマンス通りVTIを選ぶかどうかですね。
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