マイクロソフト(MSFT)を35年間毎月積立投資していた場合を検証する。(2021年5月末)

資産運用手段として、米国株の積立投資はおすすめです。日本株と比較した場合、これまでのパフォーマンスが違いすぎるのと、投資単位が少額で済む銘柄が多く、好きな銘柄を自由に選べる幅が広いです。
マイクロソフト(MSFT)を35年間毎月積み立てた場合を検証しました。

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概況

マイクロソフトが上場したのは1986年3月13日です。
ですので34年ぐらい前になります。
マイクロソフトがWindows向けのオフィスソフトとしてMicrosoft Officeを販売したのは1990年です。
1995年にウェブブラウザのInternet Explorerをリリースしています。

チャート

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(画像元:Yahoo!finance)

業績

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検証の前提

検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。

マイクロソフト(MSFT)を10年前から毎月積立していたら、、、

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10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額660万円(約5倍)
になりました。

マイクロソフトは10年前からとっくに有名でしたが、そこから積み立て開始していても、間に合いました。

評価620万のうち配当を円換算した額は28万ぐらいです。

推移をみても安定的に含み益です。

マイクロソフト(MSFT)を20年前から毎月積立していたら、、、

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20年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×20年=240万円が評価額1900万円(約8倍)
になりました。

2000年から10年ぐらいは、厳しい期間が続きます。しかし、ここ5年で大きく評価額を伸ばしています。

評価1900万のうち配当を円換算した額は100万ぐらいです。

マイクロソフト(MSFT)を30年前から毎月積立していたら、、、

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30年前から積み立てをしていたら、インターネットバブルで大きく評価額が伸びています。長期間の積み立てが確実に効いています。

30年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×30年=360万円が評価額7800万円(約22倍)
になりました。評価7800万のうち配当を円換算した額は600万ぐらいです。

マイクロソフト(MSFT)を35年前から毎月積立していたら、、、

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30年前から積み立て開始した場合と比べて、信じられないぐらいパフォーマンスに差がでました。

こんなにも差がでるとは、信じられませんが、5年の積み立て開始の差が、圧倒的な差になっています。

結果的に安い時に買えているので、35年後にとてつもない評価額になっています。

35年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×35年=420万円が評価額4億7300万円(約112倍)
になりました。

評価4億7300万のうち配当を円換算した額は3100万ぐらいです。

直近の年間配当だけで300万ぐらいになります。

サブプライムショック後の上昇は凄いです。

まとめ

100倍銘柄を長期で積み立てれればいいなと思います。

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