米国ETFであるFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)を設定来11年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。
目次
- 概要
- チャート
- 検証の前提
- YINNを10年前から毎月積立していたら、、、
- YINNを11年前から毎月積立していたら、、、
- まとめ
概要
YINNは、FTSEチャイナ50指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指しています。デイリー3倍なので、2営業日以上で上昇・下落率は3倍では無くなります。ボラティリティが大きくなるほど、投資期間が長期に渡れば渡るほど差も大きくなります。
FTSEチャイナ50インデックスは、香港証券取引所(SEHK)で取引されている最大かつ最も流動性の高い中国の公的企業50社で構成されています。
FTSEチャイナ50インデックスの構成銘柄は、Meituan Dianping 9.1%、Tencent 9.1%、China Construction Bank 8.5%、Alibaba Group 6.3%、Ping An 5.0%で上位5社で38.0%を占めます。
チャート

YINNのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
YINNを10年前から毎月積立していたら、、、


10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額127万円(約1倍)
になりました。
ほぼ変わらずです。
YINNを11年前から毎月積立していたら、、、


11年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×11年=136万円が評価額138万円(約1倍)
になりました。
こちらもほぼ変わらずです。
まとめ
YINNは、調子がいい時は勢いを伴った上昇をしているのがわかります。ただし、天井付けてから元の水準まで戻っています。3度目はどうなるのでしょうか。
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