もしNASDAQ指数ETF(QQQ)を20年間毎月積み立てたらどうなっていたのか(2020年7月末)

米国ETFであるQQQ(ナスダック100指数への連動をめざす米国籍のETF)を20年間毎月積み立てたらどうなったのかを検証したいと思い、Excelでシュミレーションしました。

NASDAQ100指数は、NASDAQに上場する時価総額上位100銘柄の時価総額加重平均によって算出される株価指数です。

NASDAQ指数の現在の構成は、アップル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブック・アルファベット(グーグル)などの5銘柄で40%ぐらいを占めています。

Google、Apple、Facebook、Amazon。この4社をひっくるめて呼ばれる「GAFA」ですね。これらが主力です。

検証に際しては、当時の終値で計算することにします。

分配金はドル建てで保有し続け、各月末で為替換算します

すごく間違っている可能性も大いにありますが、ご容赦ください。

今回の検証ではQQQを1年前・3年前・5年前・10年前・20年前から毎月1万円取得したらという前提です。

きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。

手数料・税金等は全く無視しています。

それでは、

QQQを1年前から毎月積立していたら、、、

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NASDAQ指数が好調なため、1年で+17.6%です。

積み立てがいがあります。

VOO(S&P500)が1年で+7.3%だったので、対VOOで+10.3%のアウトパフォームです。

QQQを3年前から毎月積立していたら、、、

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3年で+44.1%、こちらも好調です。

VOO(S&P500)が3年で+15.0%だったので、対VOOで+29.1%のアウトパフォームです。

S&P500よりNASDAQ100に積み立てしていた方がよかったことになります。

QQQを5年前から毎月積立していたら、、、

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5年で+72.9%、コロナショックでも取得価額を割り込むことなく推移しています。

VOO(S&P500)が5年で+30.6%だったので、対VOOで+42.3%のアウトパフォームです。

2倍が目に見えてきました。

QQQを10年前から毎月積立していたら、、、

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10年で+218.2%、つまり取得額の約3倍です。

VOO(S&P500)が10年で+102.9%だったので、対VOOで+115.3%のアウトパフォームです。

NASDAQ100に積み立てしていればなと思います。

QQQは、設定日が1999/3/10なので、20年の時系列データがとれたため、20年も検証しようと思います。

QQQを20年前から毎月積立していたら、、、

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20年の積み立て効果は凄まじいです。

20年積み立て続けるのは大変ですが、何も考えずNASDAQに突っ込み続ければこんな結果になっていたようです。

注意が必要なのは10年目ではマイナスだったことです。

10年目であきらめていたら、こうなっていません。

難しいです。

もしQQQを20年間毎月1万円積み立てたらどうなっていたのか

256万円の投資額が、1,290万円の評価額(約5倍)になりました。

1,290万円の評価額のうち、分配金(ドルで保有前提)を円換算したものが50万円程度です。

今度は、個別株やレバETFでも検証してみようと思います。

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