米国ETFである半導体株ブル3倍ETF(SOXL)を設定来13年間、毎月積立投資していたらどうなったのかを検証しました。2023年9月末バージョンです。
概要
SOXLは、PHLXセミコンダクター・セクター指数の300%のパフォーマンス(手数料および経費控除前)に連動する投資成果を目指しています。デイリー3倍なので、2営業日以上で上昇・下落率は3倍では無くなります。ボラティリティが大きくなるほど、投資期間が長期に渡れば渡るほど差も大きくなります。
構成銘柄は、Nvidia 8.4%、Broadcom 8.1%、Advanced Micro Devices 7.2%、Intel 6.3%、Texas Instruments 6.1%で上位5社で36.1%を占めます。
チャート

SOXLのチャートです。(画像元:Yahoo!finance)
検証の前提
検証に際しては、当時の終値に当時の為替レートを乗じて計算しています。配当金はドル建てで保有し続け、各月末の為替レートで換算し評価額に加えてます。
きっかり1万円は取得できないので、1万円のうち余った分は翌月に繰越です。(1株5万円ぐらいするならば、5ヶ月後にやっと1株投資する計算。)
手数料・税金等は全く無視しています。
SOXLを10年前から毎月積立していたら、、、

10年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×10年=120万円が評価額730万円(約6倍)
になりました。
SOXLを13年前から毎月積立していたら、、、

13年前から毎月積み立て開始していた場合、
積み立て1万円/月×13年=160万円が評価額3200万円(約20倍)
になりました。
SOXLは、2021年に大きく急上昇し、2022年に急下落しています。
高値から下落は大きいですが、2023年度戻してきています。
レバが効いているため、下落時の注意は必要です。
他には、個別銘柄でSOXL以上に上昇している銘柄は結構ありますので、
是非、確認してみてくだい。
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